最終更新日 2024年5月8日 by negiba
上野学園が誇る4通りの学習コース
上野学園は東京都台東区にある私立の中学校・高等学校で、男女共学です。
中高一貫校なので、中学校で入学すると高等学校卒業まで6年間にわたり在籍することができます。
ただし、公立中学校などを卒業した後に高等学校から入学することも可能です。
上野学園の特色は希望する進路ごとにきめ細かな受験指導がおこなわれることと、音楽教育に力が入れられていることです。
中学校に入学した際は、希望する進路別にアドヴァンスト(特進)・コースとプログレス(総合)・コースのいずれかを選ぶことができます。
それぞれのコースには大学の理系・文系学部を目指す「普通科」と、芸大や芸術系学部の音楽系の学科を目指す「音楽科」に別れています。
アドヴァンストとプログレスでそれぞれ普通科と音楽科があるので、合計で4通りのコースから選ぶことができるようになっています。
各コース内でも、生徒の能力や成績に合わせて授業やレッスンを受けることができます。
プログレス・コースのほうは、GMARCHや日東駒専をはじめとする私立大学の進学を目指します。
公立の高等学校に進学すると、進路別にコース分けが行われるのは高2・3以降の場合がほとんどです。
これに対して上野学園では中学校に入学した早い段階から将来の進学先を見据えて受験のための準備を開始することができるので、志望校が難関大学でも無理なく学習を進めることができるというメリットがあります。
具体的な進路指導の内容
コースは途中から変更することが可能なので、入学後に志望校の変更をすることも可能です。
いずれのコースも進路先に応じた受験指導がおこなわれ、中学校・高校コースともに年間6回の面接が実施されます。
面談を通して、中学生の段階で大学進学を強く意識することができます。
面接のほかにも、進路指導として通常の授業とは別に夏期講習・冬期講習・7時限講座・勉強合宿などが実施されます。
放課後の特別講座が開催されることもあり、特進コースの受験生向けに有名予備校の講師を招いて講習を受ける機会が設けられています。
学校で進路指導のための講習会や勉強合宿などが実施されるので、塾や予備校に通う必要がないというメリットがあります。
ちなみに公立の高等学校に進学するときめ細かな進路指導を受けることができないので、難関大学や音大を目指す場合は塾・予備校に通う必要が生じてしまいます。
上野学園では理系・文系学部希望者だけでなく、音楽系の学部・学科を目指す生徒に対する専門教育にも力が入れられています。
音楽科を選択すると、演奏家コースと器楽・声楽コースに分かれて専門的な指導を受けることになります。
音楽科の指導内容は非常にレベルが高く、高校課程では大学で学ぶ内容もカリキュラムに組み入れられているほどです。
音楽科を選択すると1週間に1回の専門レッスンが実施され、個別指導が受けられます。
器楽・声楽コースの専門レッスンは60分ですが、副科でピアノ専門生は声楽(60分)を、ピアノ以外の専門生はピアノのレッスン(60分)を受けることになります。
演奏家コースを選択した場合も、1週間あたり120分のレッスンを受けることができます。
学園内は自由な学風
上野学園は私立の中高一貫校ですが、他の私立中学・高校と比較して自由な学風であるという特徴があります。
私立の中高一貫校の多くは厳しい校則が設けられていて、個性的な生徒であれば学校生活が原因で精神的な負担を感じるケースが少なくありません。
学校の校則が厳しいことが原因で生徒が強いストレスを感じると、いじめが起こりやすくなるというデメリットがあります。
学園内はとても自由な雰囲気なので、生徒の個性を伸ばすことができる環境が整っているといえるでしょう。
ちなみに中学校で進学する場合は「得意科目選択型入試」があり、自由に受験科目を選ぶことができます。
「得意科目選択型入試」で英語を選択することも可能なので、英語が得意な小学生にもおすすめです。
上野学園では学校指定の制服が設けられていますが、色違いのシャツやネクタイなどが用意されています。
聖とはこれらのアイテムを自由に組み合わせて登校することが可能で、制服でも個性的なファッションを楽しむことができるというメリットがあります。
基本的なスタイルは男女とも紺色のブレザーですがl、シャツは白とブルーの2種類からその日の気分に合わせて選ぶことができます。
女子はリボンとネクタイの2種類が用意されていますし、スカートはグレートグリーン系があります。
シャツ・ネクタイ・スカートの組合わせを変えることで多くのパターンでコーディネイトができるので、日々の学校生活でファッションを楽しむことができるでしょう。
「上野学園ホール」も参考
