教えて後藤さん!建物の保守管理とは?

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最終更新日 2024年5月8日 by negiba

「建物の保守管理って何?」
「ビルメンテナンスを行なってくれる会社を探している」
「太平エンジニアリング(後藤悟志社長)の業務内容が知りたい」

建物の保守管理は名前のように、状態を保つように守る為の管理を行うことで、不備のないように点検や清掃、メンテナンスをすることを意味します。
点検を怠ったり低い頻度で行うと、不備を見落としやすく、修繕などの対応が遅れることになります。
劣化が進行して余計に修繕コストがつくことになり得ますから、コストの点においても定期的な点検は重要だといえます。

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後藤悟志社長が考える清掃の重要性

一方、清掃もやはり建物の劣化に影響しますし、なにより雰囲気や印象にも関わりますから、清掃についても定期的に行うことが大切です。
ゴミや汚れを放置すると、保守管理が行き届いていないことが分かってしまうので、価値が低く評価されることに繋がります。
それはいたずらなどの軽犯罪が増えたり、いたずらで損傷するリスクが増加することを意味するので注意です。
メンテナンスは点検で発見した劣化を修繕することで、更なる劣化や価値の減少を防ぐことを目的とします。
先送りや後回しにすると、劣化が進んでやはり対応のコストが上がりますから、早め早めに対応するのが望ましいです。
定期的にチェックを行い必要に応じた修繕をすれば、コストは抑えられますし余計な負担が避けられます。

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点検や清掃はコストをケチると逆に高くつく

点検も清掃もそうですが、コストをケチると逆に高くつくのが世の常ですから、保守管理のコストのバランスを考えて、適切と思われる頻度と内容のメンテナンスを心掛けたいものです。
建物は人工物で屋外にあることから、経年による劣化は避けられませんし、日当たりが良くて人通りも多い場所は特に短期間で劣化が進行します。
しかし避けられないとはいっても遅らせることはできますし、適切に修繕を行えば寿命を延ばせます。
必要以上のコストを掛けて手厚く守るのは考えものですが、必要十分なコストを掛けて保守を行えば、その期待に応えてくれるのも確かです。
外壁や屋根は10年に一度、新しい塗料で塗装を塗り替えるだけでも、建物の寿命を延ばすことができます。
この時に行うべきは状態のチェックと防水で、雨水の侵入をしっかり防ぐことができれば、急激に劣化して更に修繕コストが嵩むといった事態が回避可能です。
外観が綺麗な状態に保たれれば、住む人や利用する人、近隣住民の目にも魅力的に映るはずです。

快適かつ安全に使えるかどうかもポイント

大切なのは見た目だけでなく機能も同様で、快適かつ安全に使えるかどうかもポイントとなります。
例えばエレベーターは問題なく稼働しているか、移動時に異音が発生していないかなどチェックすることが大事です。
ボタンを押しても反応しないことがある、到着までに時間が掛かるといったことがあると不便です。
異音はエレベーターの利用者に不安を感じさせますし、万が一事故が起こると大変ですから、定期的なチェックや報告で発覚した場合は、速やかに対応することが重要となります。
この対応力も建物の評価に関わりますから、保守管理は手を抜くことができませんし、手抜きが評価に直結するので気を引き締めたいところです。

大手企業が利用するビルは警備にもコストを掛ける必要がある

大手企業が利用するビルなどは、階層が多くて利用者も多いことから、警備にもコストを掛ける必要があります。
一度不審者が侵入して事件が起こると、利用者全体に影響が及ぶことになるので、不審者の侵入防止と、侵入の早期発見や対処に繋がる対策を講じることが必要です。
警備員の常駐は基本として、防犯カメラの設置と運用も大切なポイントです。
保守管理ではこの防犯カメラが問題なく稼働しているか、万が一の際に機能して役立つかどうかが重要です。
ただ設置するだけで保守が疎かだと、肝心な時に機能せず使い物にならなくなります。
これでは利用者を守ることができませんし、警備員の能力を発揮させることもできないです。

建物の大小に関わらず保守管理は重要

だからこそ保守管理は手が抜けませんし、建物の大小に関わらず重要という点で共通します。
コスト的にバランスの良い保守を心掛けると、常に機能するようになりポテンシャルが高く保たれます。
余計なコストを避けることにも繋がりますし、不動産の価値を損ねないということにもなります。
その点を理解していないと結局は無駄なお金を支払うことになったり、価値が低下した不動産の扱いに困ることになり得ます。
マンションやアパートといった住居用の物件についても、手を抜くのはNGですし、コストが増加するリスクを理解すると、決して手抜きはできないことが分かるはずです。
マンションは目に見える老朽化による価値の減少もそうですし、何より入居率に影響するので、空室対策としても保守の重要性が高いです。
アパートもマンションと同様に、見た目が入居率を下げることになるので、外壁や屋根を含めてしっかりと保守をしたいものです。

まとめ

階段部分も老朽化が進みやすい部分ですし、もし腐食が進行して脱落が生じたり怪我人が発生すると大変ですから、万が一を想定してコストを計算して対策をしたいところです。
避けて通れない以上はコストも手間も仕方がありませんから、そこは諦めてしっかりと管理することをおすすめします。

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