食品パッケージは中身のイメージにもつながる

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最終更新日 2024年5月8日 by negiba

美味しい食べ物は誰もが虜になりますが、まず、それが美味しいものであるということを知るきっかけが必要です。
外食先で提供されたり、誰かにもらったり、今までに自分が食べた経験のある食べ物であれば、それがどんな味なのかもわかっているので手に取りやすいですが、そうでないとまずそれが美味しいものだと知るきっかけが必要にもなるものです。
そこで、とても大事になってくるのが食べ物の見た目です。

 

味に自信がなくても見た目を良くすることは大切

見た目的に美味しくなさそうであれば、いくら人から美味しいと勧められても美味しいと思えないですし、手に取りたいとも思えないものでしょう。
ですからいくら味に自信がなくても見た目を良くすることは大切です。
すでに料理されているもの、これから料理するものであれば料理人の腕の良さが重要になりますが、お店で販売していて個々が購入するような食品であれば、その食品のパッケージというのが重要になってきます。
特にお菓子などは毎日の食事と異なり嗜好品ですから、衝動買いでつい購入してしまうという人も多いものです。
なので人目をひくようなパッケージや、思わず手に取ってしまいたくなるようなパッケージが必要です。
エコのためであれば包装にお金をかけないのも良いですが、それはすでに美味しいと多くの人が知っている商品に限るでしょう。
これから売り出したい商品や新商品の場合は、まずは手に取って購入してもらうこと、食べてもらうことが優先ですから、パッケージに力を入れることが大事です。

 

中身の良さを損なわないようにすること

できるだけどんな内容の食品なのかをパッケージでお知らせする必要があるので、商品名を大きくしたり、奇抜な色で人目をひくことも良いですが、その中身の良さを損なわないようにすることがいいです。
また、どういった層が購入するかということも考える必要があります。
子どもが多く食べるものであったり、家族で食べるものであればにぎやかで気分も楽しめるものがおすすめです。
そうしたコンセプトも頭に入れながらデザインしていくことが良いかと思われます。
そして、若い女性がターゲットの食品であれば、とてもお洒落にする必要もあります。
女性はおしゃれなものや可愛いものに目がないですから、持ち歩いてかっこよく見えるか、オシャレに見えるかも意識しながらデザインをしていくと良いです。

 

食べやすいかどうかということも食品パッケージには必要

ちなみに、デザインもとても売れ行きには影響しますが、もう一つ食べやすいかどうかということも食品パッケージには必要だと朋和産業株式会社は強調しています。(参考:朋和産業 習志野
いくら美味しくても食べにくかったり、取り出しにくかったりすると人は知らず知らずのうちに敬遠してしまうものです。
なのでどういったシーンで食べるものなのかも考えましょう。
そう言った意味で、一度に全部食べ切れないものであれば小分けできるようにすると便利です。
小分けにすることによってそれだけ包装にかかる費用がかかってしまうものですが、それでも余らせる勿体ない気持ちというのがなくなるので購入しやすいものです。

 

リニューアルしていくのもおすすめ

また、ロングセラーとなっている食べ物でも、ずっと同じようなデザインでは飽きてしまうものです。
ですからリニューアルしていくのもおすすめです。
、長く慣れ親しんでいる食べ物であればそのままデザインを使い続けるということも良いですが、購入数が減ってきたり、飽きられてしまって売り上げが落ちてきている状況であれば、思い切ってリニューアルしてみて新しいファンを増やしていくのもいいです。
また、子どもが食べるものは親が気に入らないと買ってもらえないという事情もあります。
なので親の目を引くようにすることも、子どもをターゲットとした上品であれば大切なことです。
そうしたことを考えれば、どのような包装がふさわしいかが見えてくるでしょう。

 

外国の味も取り入れてみると新しいヒットにつながる

ちなみに、海外のお菓子となるとまた事情が異なるので、一見これでは日本人に受けないと思っても、海外向けの商品を参考に変えてみると、意外にヒットするということもあります。
特に今の若い人は外国の製品を見慣れていたり、外国の製品に抵抗がないということも多いので、真似てみることで大きな反響があるということも考えられるものです。
アイデアにつまずいてしまったりしたときは、今までとは違った視点で物事を考えてみるというのも良いです。
そしてそれは包装といった見た目的なものだけでなく中身の味にもいえることです。
外国の味も取り入れてみると新しいヒットにつながるかもしれません。
そして、自分の年齢層だけでなくもっと幅広い層の意見も取り入れないといけないでしょう。

 

まとめ

偏ってしまうとそれだけしか意見が出てこないということもあるので、自分の観察力や洞察力や経験だけでなく、他の人の意見も多く取り入れましょう。
ちなみに、昔のもので良いものがあれば、復刻版として再度取り入れてみるのも面白い試みになります。
まずはとらわれることなく、良いと思えるものは色々試してみることで新しいものを取り入れていくようにすると良いでしょう。
 

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