【春田氏まとめ】死ぬまでに一度は行っておきたい博物館

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最終更新日 2024年5月8日 by negiba

「おすすめの博物館が知りたい」
「今後夫婦で世界の博物館巡りをする予定」
「春田英樹さんの経歴や実績が気になる」

博物館は様々な資料を集めた一大施設です。
歴史、芸術、民族、自然科学など取り扱う範囲は非常に多くあります。
国内外に施設はあり、どれも特色に富んでいますが今回はその中からいくつか選んでみました。
それでは死ぬまでに一度は行っておきたい博物館めぐりの開幕です。

春田英樹氏が教える施設の楽しみ方

ただその前に、施設の楽しみ方を知っておきましょう。
テーマが多岐にわたる分、楽しみ方を知っていないと魅力が損なわれる可能性があります。
特に海外の有名なミュージアムは想像を超える規模の敷地面積を持ちますから、一日で回りきれません。
そのためミュージアムがどういうもので、楽しみ方は何がお勧めなのか知っておくと役に立ちます。
博物館に詳しい春田英樹が言うには、初心者にお勧めなのはコースを調べておくことです。
例えば、日本のミュージアムにはホームページやパンフレットでお勧めのコースが紹介されているところがあります。
日本人と自然の関わりを学ぶコースがある他、90分コースや60分コースなど時間に合わせても選べるのがポイントです。
お子様と一緒なら教科書や学習シートを持参するといいでしょう。
教科書で学んだ内容を実際の資料で見学できるのは大きなインパクトです。
地理や生物といった内容の理解を深めます。

死ぬまでに行っておきたい博物館

スミソニアン博物館

学び方や楽しみ方が分かったら、いよいよ実際の施設を見ていきます。
ひとつめはスミソニアン博物館です。
ここはワシントンDCにあるアメリカ最大の博物施設であり、世界中のものが集まっています。
収集物の点数は1億4200万点です。
一日どころか、1ヶ月通い詰めてもすべての収集物を見尽くすことはできません。
この博物施設は寄付や寄贈、ショップの利益などで運営されており入場料は無料です。
9の館で構成されていますが、ぜひ行っておきたいのは航空宇宙部門です。
ここには月の石が展示されています。
広島の原爆展も展示されており、アメリカが日本の戦争をどう捉えているのか知ることもできます。

大英博物館

ヨーロッパに旅行の際には、イギリスにある大英博物館は有名です。
ロンドンにある世界初の博物施設であり、常設コレクションは800万点を超えます。
スミソニアンと同じく入場料は無料。
中庭には建築としても有名なグレートコートを備えます。
収蔵品の多くは大英帝国時代に収集されたものが多く、世界中のものが集まっています。
エジプト王のラムセス2世の銅像や、ギリシアのパルテノン神殿の彫刻、中国は隋の時代の阿弥陀如来像など各国の国宝級のものが揃えられました。
大英図書館が併設されていることも特徴です。
ここは世界最大規模の1億7000万の書籍や資料が所蔵された図書館です。
ここにも貴重なものが所蔵されており、立派な建築が見られるので見学してみることをお勧めします。

エジプト考古学博物館

アフリカのエジプト・カイロにはエジプト考古学博物館があります。
赤い建物が特徴の世界中の観光客が集まるスポットです。
収蔵点数は20万点とこれまでのところには劣りますが、古代エジプトの至宝が集中しています。
テーマが集中している分、こちらのほうがより深く歴史を感じられるかもしれません。
目玉の収蔵品はツタンカーメンの黄金マスク、カフラーの王座像、ラムセス2世のミイラなどです。
ツタンカーメンの黄金マスクは11キロの純金で作られた美しい逸品。
カフラー像やクフ王像にも当時の威厳やエジプト王朝の実力が伺われます。
ちなみにこの建物は老朽化が進んでいて、ギーザというところに展示物が引き継がれる予定です。
そのためなるべく早く訪れておきたいスポットのひとつです。

故宮博物院

日本とのゆかりが深い中国の博物施設にも行ってみましょう。
中国は数千年の歴史のある国ですから、各地に歴史スポットがあります。
そのなかでも北京にある故宮博物院は有名な観光地です。
明王朝と清王朝の首都であり、皇宮となった紫禁城が博物施設となっています。
世界最大の木造建築群で構成されており、収蔵品の総数は約180万点です。
絵画や陶磁器、文書などが展示されています。
入場料金は40元で800円ほどとなります(小さい子どもは無料)。
最大の見所は清明上河図です。
中国の北宋時代の街の賑わいを描いた画巻です。
歴史的にも芸術的にも重要な文化財とみなされています。
ちなみに故宮博物院は同名のものが台湾にあります。
収蔵品は約68万点とこちらも巨大な施設です。
戦争で北京にあったものが台湾に持ち込まれたという経緯があり、毛公鼎や蟠龍紋盤、青花龍紋天球瓶など国宝級のものが見学できます。

東京国立博物館

さて、世界中を旅してきましたが最後は日本のミュージアムを紹介して終わりましょう。
東京都台東区にある東京国立博物館は日本最古のミュージアムです。
上野公園の近くにあり、美術館からも近いです。
11万点を数える収蔵品のなかに、国宝が89件、重要文化財が648件あります。
このミュージアムの特徴は日本と東洋の文化財が多いこと。
メインの本館には日本の絵画や彫刻、工芸品が集められて、東洋館には中国彫刻や工芸、インドの文化財や東南アジアのものなど東洋の文化財があります。
縄文土器から水墨画や浮世絵、戦国時代の武具や茶碗など日本の歴史の全体を感じられるミュージアムです。

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